11/13のボードゲームイベント「ボドゲガレージ」にニューゲームズオーダーブースを出させていただきます。

https://www.poproute.com/bgg/

直前のご案内となりましたが!今週土曜日に東京・福生市にて開催されますポプルスさんのボードゲーム販売イベント、ボドゲガレージに出展させていただきます。ここで新発売!というものは無いですが、レンフィールドを始めNGOのゲームをご紹介がてら販売できればと思っております。ユーロゲームも持っていこうかな?

この所ゲームマーケットへの参加も見合わせている中、こちらのイベントに参加させていただく事にした経緯と言いますか、私たちの最近の心境をお話しておきたいと思います。

まずゲームマーケットに出なくなったきっかけの一番はやはりコロナ禍ということになります。この状況で巨大イベントに敢えて出展する意義について改めて考えた部分もあり、加えて周辺状況も踏まえてゲーム製品のニューリリースについてブレーキをかけた所もありますから、ニュートラルに考えた時、「差し当たり出展は当面見合わせよう」という結論にはすんなりと至りました。

ゲームマーケット出展見合わせの理由は、お心当たりの方はいらっしゃるかとは思いますが、昨今のブース出展料の高騰についてももちろん大きいです。
イベントの巨大化と費用の高騰に伴って、出展する上で「今回の出展でこの位の利益を出さなければいけない、その為にこの位の売り上げ、その為にこの位の販売数…」という思考がどうしても大きくなってしまう部分が近年ありました。売上ありきで考えないとブース代が重いという。

加えて、ゲームマーケットの現場に占める「私達のゲーム」、つまりドイツゲーム・ユーロゲームと言ったものの存在感は残念ながらそう大きくなったわけでは無く。「歴史は繰り返す」と言った趣もあるのですが(笑)、まあまた割と隅っこでやってる印象になってきていた所がありました。日陰の一角にでも存在できればそれはそれで意味はある…という気も勿論するのですが、それにしてはブース代がやっぱり高い(笑)。そして、私達のゲームはかつて「ゲームマーケットでの売上超重要!命綱!」みたいな感じだったのですが、いつしか「ゲームマーケットより一般の売り場の方が売れるなあ…」という物になっていました。ゲームマーケットの性格も変わったんでしょうし、ユーロゲームの国内でのポジションも変わったということなのかなと思います。

ということで、この1~2年はイベント出展という事について考えずに来たのですが、先般たまたまこちらの「ボドゲガレージ」の情報をお見かけし、「NGOから割合近い(立川→福生はまあ近所です)」「古くから同人印刷をやられているポプルスさん主催のゲームイベントということで興味を惹かれる」「ブース代がとってもリーズナブル(小さいブースですが2000円~4000円です)」という3点から、「ゲームマーケットにも出ていなくて最近外に姿を見せていないので、こちらに出させていただこうか!」という話になりました。何より、ほとんどゲームが売れなくても痛手を感じないで済むというのが最高です(笑)。何と言いますか、この位のどかな規模から、改めてやり直したいんですよね。

ということで、今週末ボドゲガレージに行ってみようかな?と思っていた方は、NGOブースも出て私吉田おりますのでよろしければお寄りください。
想定としては、ゲームマーケットに出ていた時より遥かに余裕を持っていると思いますので、久しぶりに少し話だけでも、と言う方もお待ちしております(笑)。

カードゲーム「レンフィールド」を日本語版新製品として発売します。

レンフィールドのニューゲームズオーダーページはこちら

さて、B2Fゲームズ吉田のブログ、本日も更新して参りますが…その前に皆様気にされると思いますので簡潔に触れておきますと、ご覧の通り、今回からウェブサイトを引越ししました。理由は、純然と旧ウェブサイトの建付けが管理上限界…ということでした。今後はこちらで色々とお知らせして参ります。自分もまだ不慣れな所がありますが、探り探り更新していこう。よろしくお願いします。

さて、それでは早速本題へ!タイトルの通り、この度ニューゲームズオーダー新製品としてジェームズ・アーネスト作のカードゲーム「レンフィールド」日本語版を発売致します。以前モノクロ版にて小規模に販売しておりましたが、今回は完全新規、日本語版オリジナルのアートワークにて発売します。

●希望小売価格 税抜1800円(税込1980円)
●箱寸法 95㎜ x 125㎜ x 20㎜(コヨーテと同等サイズ)
●作者 ジェームズ・アーネスト
●アートワーク 六角堂DADA(@DADA_610)

…ということで、「レンフィールド」になります。位置付けとしては販売中の「ジュリエットと怪物」「バントゥ」と同様、以前小規模・簡易コンポーネントで販売していたものを、正式ラインナップに加えるという形です。

何故このタイミングでレンフィールドなのか、ということですが、これはまずシンプルに「出せる時が来たから」ということになるでしょうか。以前に販売していた簡易版も小規模ながら近場ではご好評をいただき、生産した数百部は完売し、それ以来「次出荷する時には正式版にしよう」と社内では話し合っていました。ゲーム内容としては、これは遊んだ方であればご共感いただけると思っておりますが…面白いからです!仕事を始めて15年経っても結局バカの一つ覚えみたいな繰り返しになってしまいますが(笑)、自分としては「そう何でもかんでも面白いと言わない」という方針とあわせて申し上げております。

今誰がこの文を読んでいるんだろう?ということを考えると難しいですね。色んな方がいらっしゃると思います。ただ「割合『面白い』という言葉を安売りして、ともすれば社交辞令的にすぐ使ってしまうけど、本当に自分の心に響くような、心底『面白い~!』と身もだえするようなゲームというのは一握りなんだな」ということが内心でも感じている人がいらっしゃれば、

レンフィールドをお試しください(笑)。

ボードゲームが遊ばれている国内の現状、そして商業上の要請から言えば、私達が今出そうと思うゲームは、ルールが短く、所要時間も短いゲーム。そして低価格のゲーム。という事になります。「実行し易く、それでいて奥深いゲーム、のっぴきならないゲーム」こそが、より多くの人にユーロゲーム、ドイツゲームの楽しみに達していただく上でカギとなると、確信しています。それは、自分達が面白いと思ってきたゲームの性格、その重要性を、より強く再認識している、ということなんですが。

一応このゲームの概要を簡単に述べておきますと、トリックテイキングの形式を取ったゲームです。そしてそれ以上に、「ガッツ」を試されるギャンブルゲーム。モチーフは、あまり踏み込まずにざっくり言うとホラーです。物騒・不穏なテーマのゲームなのですが、実際遊んでみると、遊び味がテーマと合致しており、思わず熱中させるものがあります。ギャンブル的なものだけに(勿論お金を賭けずとも)勝つと一際嬉しい。

実の所、再発しようしようと長らく思いつつ時間がかかった大きな原因は、このモチーフを新たにどう描けばよいのか、という課題をクリアできなかったことにあります。原版は「モノクロだから何とか済んでいた」部分が大いにあったんですが、アイテムとしての魅力を考える上でそのままモノクロで、というわけにもいかず、「どういうイラストならフルカラーにできるんだろうか…」という問いに答えを出せず、長きにわたり棚上げしてしまっていました。まあ、人狼がめちゃくちゃカジュアルに遊ばれてしまうような今日の状況を思いますと自分の感覚と言うのはあまり当てにならない気もするのですが、それでもやはり難しかった。

その状況を突破するに至ったのは、今回アートワークを依頼した「六角堂DADA」氏(@DADA_610)のイラストとの出会いです。恐縮ですが私は美術的な造詣は深くないですから、氏が描かれている作品にそういう効果を期待するのが正しいのかは判断できなかったのですが、直感的に「この画風で描いてもらえたら、レンフィールドが出せる!」と確信しました。レンフィールドと氏の作品を掛け合わせた時、自分が思い起こしたのは「黎明期のビデオゲームの画面上に現れる、奇妙なアイテムのようなビジュアル」でした。乱暴な言い方をしてしまうと、「最高級のフィルタをかけてしまえる」。加えて個人的な好みの話をしてしまいますと、私はホラー方向の作品にはほぼ全く興味が無いんですが、レトロなビデオゲームのビジュアルは、一も二も無く好きです。そしてそういう方は、ボードゲームを遊ぶ皆様にも少なからずいらっしゃるのではないか…そしてそれが特に嫌いだ、という方はあまりいらっしゃらないのではないか…というふうに思考が展開していきました。

という発想からの依頼を氏にお受けいただき、時は流れ、本日リリースを発表させていただくこととなりました。端的に言えば、遊んで面白いゲームに良質な、そして内容に合致したビジュアルを与え、堅実な品質で生産し妥当な価格で販売すれば、それは喜んでいただけるんではないか!?というシンプルな話です。言うは易し、それを実現するのは相変わらず難しく、国内でもこれだけパブリッシャーが乱立し、数えきれないほどのゲームがリリースされる、されてしまう今日ですが、私はカードゲームを一個出すのにふうふう言っています(笑)。

レンフィールドを持ってる方?新しいアイテムとしてご興味あれば、よろしければお手に取っていただければと思います。「レンフィールド、面白かったんだよな」というお気持ちが残っていれば、この機会にまた遊んでいただけたら嬉しいです。

レンフィールドを知ってる方?それが良い記憶としてであれば、この機会に是非どうぞ。レンフィールドを知らない方で、きっとレンフィールドを楽しめるんじゃないか、という方が思い当ったら、お誘いいただけたら嬉しいです。

レンフィールドを知らない方?一番沢山いらっしゃるだろうと思います。あまりにも多くのゲームが出ていますし、物も情報も、言ってしまえば氾濫していますし、「結局どれが面白いんだい」という所、大いにあるかと思います。色々すっ飛ばして言ってしまいますが(そして割と毎回こう言ってしまうのですが)、レンフィールドは面白いので、試していただけたら嬉しいです。言い方が悪いですが、基本的にはぼんやり遊ぶゲームでは無い気がします。ただバチバチと、それでいて騒がしくワイワイと戦いたいような嗜好の方であれば、大切なゲームの一つになるポテンシャルのあるものだと思いますので、1980円!よろしければご検討ください。