直前のご案内となりましたが!今週土曜日に東京・福生市にて開催されますポプルスさんのボードゲーム販売イベント、ボドゲガレージに出展させていただきます。ここで新発売!というものは無いですが、レンフィールドを始めNGOのゲームをご紹介がてら販売できればと思っております。ユーロゲームも持っていこうかな?
この所ゲームマーケットへの参加も見合わせている中、こちらのイベントに参加させていただく事にした経緯と言いますか、私たちの最近の心境をお話しておきたいと思います。
まずゲームマーケットに出なくなったきっかけの一番はやはりコロナ禍ということになります。この状況で巨大イベントに敢えて出展する意義について改めて考えた部分もあり、加えて周辺状況も踏まえてゲーム製品のニューリリースについてブレーキをかけた所もありますから、ニュートラルに考えた時、「差し当たり出展は当面見合わせよう」という結論にはすんなりと至りました。
ゲームマーケット出展見合わせの理由は、お心当たりの方はいらっしゃるかとは思いますが、昨今のブース出展料の高騰についてももちろん大きいです。
イベントの巨大化と費用の高騰に伴って、出展する上で「今回の出展でこの位の利益を出さなければいけない、その為にこの位の売り上げ、その為にこの位の販売数…」という思考がどうしても大きくなってしまう部分が近年ありました。売上ありきで考えないとブース代が重いという。
加えて、ゲームマーケットの現場に占める「私達のゲーム」、つまりドイツゲーム・ユーロゲームと言ったものの存在感は残念ながらそう大きくなったわけでは無く。「歴史は繰り返す」と言った趣もあるのですが(笑)、まあまた割と隅っこでやってる印象になってきていた所がありました。日陰の一角にでも存在できればそれはそれで意味はある…という気も勿論するのですが、それにしてはブース代がやっぱり高い(笑)。そして、私達のゲームはかつて「ゲームマーケットでの売上超重要!命綱!」みたいな感じだったのですが、いつしか「ゲームマーケットより一般の売り場の方が売れるなあ…」という物になっていました。ゲームマーケットの性格も変わったんでしょうし、ユーロゲームの国内でのポジションも変わったということなのかなと思います。
ということで、この1~2年はイベント出展という事について考えずに来たのですが、先般たまたまこちらの「ボドゲガレージ」の情報をお見かけし、「NGOから割合近い(立川→福生はまあ近所です)」「古くから同人印刷をやられているポプルスさん主催のゲームイベントということで興味を惹かれる」「ブース代がとってもリーズナブル(小さいブースですが2000円~4000円です)」という3点から、「ゲームマーケットにも出ていなくて最近外に姿を見せていないので、こちらに出させていただこうか!」という話になりました。何より、ほとんどゲームが売れなくても痛手を感じないで済むというのが最高です(笑)。何と言いますか、この位のどかな規模から、改めてやり直したいんですよね。
ということで、今週末ボドゲガレージに行ってみようかな?と思っていた方は、NGOブースも出て私吉田おりますのでよろしければお寄りください。
想定としては、ゲームマーケットに出ていた時より遥かに余裕を持っていると思いますので、久しぶりに少し話だけでも、と言う方もお待ちしております(笑)。