ラー2025年版。税抜2000円の新たな仕様で発売します。

品切れしていたラー日本語版につきまして、この度の再生産に伴い仕様を大幅に見直し、新装版として発売します。これに伴い、販売価格を旧来の税抜4500円から「税抜2000円」に改定します。仕様の主な変更点としては、

・木製駒を取りやめ厚紙チップに変更
・四つ折りボードから4パーツのパズルボードに変更(ドラダと同等品質)
・メインのタイルのサイズを若干縮小(30㎜→27㎜)
・布袋は付属しません(タイルを山札に積んでいただくなどして遊んでいただく形になります)
・箱サイズの大幅な縮小(現行ボツワナと同一底面、少しだけ分厚い箱サイズ)

※従来の木製駒と布袋が欲しいという方向けに、これらをセットにして弊社通販にて別売り予定です。布袋については従来版よりサイズを大きくし、2025年版ラーの箱自体を木製駒と共に収納できるようにしています。

--------------------------------

ということで、先日YouTube配信でお話しした通り、ラーを小箱・仕様変更して2000円で発売します。私の一存でそうさせていただきます、という感じですね。ドラダ2000円、モダンアート2000円と来て、ラー2000円。前回のパラノイア新版の際にも書いた通りニューゲームズオーダーの現状の路線に、何とかラーを加えることができました。モダンアート以上に「ラーが2000円!?」というご反応もいただくことができて有難く思います。私自身2000円台を目標として想定しつつ、着地としてはボツワナと同じ2700円かな…と想像していたのですが、様々検討した結果2000円で行けるという回答を工場から得まして踏み切ることになりました。この決断がどう転がるかは全く予断を許さない段階ではございますが、意味のある一歩を踏めたのではないかと考えています。

このラー2000円の狙いは。学生の頃から遊んできて、2014年には日本語版を発売して来たこのラーという、ドイツボードゲームの中核的作品を、2025年の日本でより力強く投げかけてみたいというのが最大の点です。ごくシンプルに、より多くの人に遊んでみていただきたいんですよね。こうすることで今まで以上に広げていけるものなのかを知りたいし、それによって遊んだ皆様がどういう風に感じるのかを知りたい。そういう現象を起こしてみたい、そういうことが少しでも起きうるような置き方を試みてみたいというのが何よりです。「2000円で出せばこうなるはずだ」という確信と言えるようなものがあるわけでは無いんですが。元のままだったらラーと出会う事の無かった方々がラーを遊んで、その方々の心を打てたら嬉しいですね。

何故そう思うかと言えばシンプルで、ラーというゲームがあまりにも面白く、また重要だと思うからです。この特別な面白さこそがドイツボードゲームの魔法ですよと。初めて遊んだ時から数十年経ってもその確信は何らも揺らがないです。ただドイツボードゲームの面白さというのは、やはり難しさなのですよね。限られたルールの中に込められた、ありていに言えば秘伝です。2025年の商業が難しい物より手早い物、少数派より多数派、長期的より短期的なものに向かう限り、ラーのようなゲームに…というかドイツボードゲームの中心的な魅力に日が当たることはもう無いかもしれません。でも一方で、ドイツボードゲームの驚くべき技術というのは、その難しさ=面白さを、驚くべき経路で私達に伝えてくれる物でもあります。面白さ=難しさはどうしても譲りたくない、譲るわけにはいかないということでNGOはやっていますが、それなら他の大切な何かを譲らん以上盤面に有効な変化は起こせないよねとなった時、めっちゃ頑張ってきた結果、めっちゃ譲れるようになったもの。それが価格です。仕様こそ変わってはいますが、ギリギリ頑張って4500円だったものがこのご時世に2000円。流石に驚いちゃいますね。ただ驚くくらいでないと効果が望めるとも思えませんから、こういった話に持ってこられるようになったのは良かった。

今回の出版の計画について作者であるライナー・クニツィア側に伝える時に、私なりのこれからのボードゲーム出版の展望について伝えたんですよね。日本での、という話ではありますが、でも世界中のボードゲーム出版は少なからず同期していると思います。私としては、ラーのような特に面白いゲームこそ、遊んでみたいと思った人がある程度気軽に買える、良い道具であって欲しいと思います。世の中で盛んに活用されてこそゲームは真価を発揮するのであって、そのゲームの商品で最大の売上・利益を上げることばかりを短期的に優先すると、どうもだいぶ上手くいかなそう、と最近一層感じます。ボードゲームという遊びを富ませられるようなことをして、それで後々自分達も富めればいいですね。といった方向の事をクニツィアゲームズに説いて何とかこの契約を通しましたので、商業的結果もついてくると良いですねホント(笑)。皆様一つご愛顧の程よろしくお願いします。遊んでみたいとは思ってたけど後回しにしてたんだ、2000円なら買お~という、まさにそんな方向けですし、もう持ってはいるけどという方でも持ち運び用とか何なら誰かにあげるとか、そういうくらいでもお求めいただけると思います。なんせ2000円(笑)。これをきっかけに日本でのラーというゲームの存在感を一段でも二段でも上げてしまいたいなと思っていますので、「そりゃあラーはすごいよな!あれは面白い」というお気持ちを共有している皆様は是非せーのでご協力いただけましたら幸いです。ラー、お楽しみください!

新版パラノイアRPG「パーフェクトエディション」の基本ルールブック【コア・ルールブック】、売価2000円で発売です。

ニューゲームズオーダーのXなどで既にお知らせしております通り、パラノイアRPGの(25周年版(トラブルシューターズ)、リブーテッドに続く)新たな日本語版となりますパーフェクトエディションの基本ルールブック、「コア・ルールブック」をこの度発売致します。先日電子版を先行して発売し、紙書籍版も近日発売となる予定です。

さてパラノイアRPG、弊社が取り扱うようになって以来3回目の改版。ということなのですが、この「改版」を行うべきか否か、またそのタイミングはいつが適切なのか…といった事については、ニューゲームズオーダーが全面的な主導権を持って行っているものでは無いというのが前提とはなります。25周年版の時分に「25周年版が定番として定着してくれた今、リブーテッドへの改版を行うのは日本だけでも止めた方が良いのでは?」という気持ちで私はありましたし、パラノイアRPGを担当している沢田を通してそうできないかという話を権利元に伝えた経緯もあったように記憶しています。各国で版の歩調を合わせたいという権利元の事情から結果としてそれはできず、電子版だけは25周年版の販売を継続して良いという落としどころになりました。 

25周年版からリブーテッド、そして今回パーフェクトエディション。パラノイアRPGの日本語版を担当するパブリッシャーとして、今回の版の一つの、そして最大の利点を言えば、それは間違いなく基本ルールブックが低価格化したことでした。私吉田はパラノイアRPG日本語版の中身には全くタッチしておりませんが、今回の版で口を出したことは一点で「基本ルールブック、2000円で売りたいね」ということでした。元よりボックスタイプの(6000円する)リブ―テッドに比べ、基本ルールブックがシンプルな書籍版になる今回はエントリーの価格を下げられると。沢田がイメージしていたのは「3000円で初版2000部」といった感じで、私もそれは妥当だなと思っていたのですが、実際のリリースが近づいてきた時に思い立ち、「思い切って『2000円で3000部』にできないかな?」と提案しました。

近年のニューゲームズオーダーのボードゲームをチェックしていただいている皆様ならご存じでしょうが、ボツワナ2700円、ドラダ2000円、モダンアート2000円と、改版やニューリリースの度に私たちは低価格の(見ようによっては低価格すぎる)設定で出版をしてきています。昨今ボードゲームの価格は急速に高価格化してきていますから一見逆行しているように見えるかもしれません。ここにまつわるポイントは二点で、

・その2000円台の価格設定は今正しいのか
・そもそも2000円台での出版なんて商業的勝算がある中でできるのか

ということなのですが。大量にリリースされているゲームとの比較で言えば一面的に私たちの価格設定は逆張りとはなるのですが、この意図と中身についてご説明しておこうと思います。

ニューゲームズオーダーの取り扱っている中でもメインの、私たちがボードゲームというジャンルにとって重要だと認識している名作ゲームを2000円台という相対的に安価な、そしてボードゲームを買っていただいている皆様に「安いね!」と感じていただける価格に設定する意義というのは、当たり前のことながら「名作ゲームを遊ぶ/買う優先順位を上げていただきたい」という意図からです。昨今は濁流のごとく大量のアイテムがリリースされてきますから、新たにゲームを買って遊ぼうという時「どれが良いゲームなんだろう?」と困ってしまう方が多いのは間違いないと思うのです。多くの方が参考にするSNSとかYouTubeとかでの宣伝を頑張るといった方向性もあるとは思うのですが、それについては私たちは上手くもないのですけど本心あまり気も進まないのが正直なところです。「自分でネットで調べて/見かけて/薦められて」以外の大きな購入の動機となるのが「知り合いの詳しい人に聞いて/薦められて」というのがあると思っていまして、名作ゲームというのはこれが大きい。例えば、

「ドラダって最近古いゲームが復刻したって聞いたけど、あれどうなの?」
「ああドラダね、良いゲームだよ。安いし気になれば買っても良いんじゃない」
「そう?じゃあ買ってみようかな」

…と、分かりやすくこういうことですね。売り場で気になったけど値札見て引き返した、みたいなことを起こりづらくする価格設定みたいのがあって、今私の思う所では2000円とか、3000円未満とか、この辺りで一気に「買うかもしれない」人が増えるんですよね。「結局継続的に買ってくれるのは熱心な愛好者で、そういう人達は早々増えるものではない」というのは一面正しくもありまして、その前提に立つと価格設定は逆にその方々に許していただける範囲での最高値を狙った方が良いことになってきます(汗)。これは各タイトルの位置づけ次第で、例えば直近で私たちが販売しているコンコルディアの拡張マップは4400円ですし(モダンアートとドラダを買える)、フードチェーンマグネイトケチャップ拡張の木製駒だけで4400円です(モダンアートとドラダを買える)。コンコルディア拡張やFCM拡張の木製駒はそもそも確かなニーズはありますしそれは有難くもありますが、一般に広く販売していこうとすべき物でも無いと思っていますし、そもそも生産都合上これ以上安くしようがない(本音を言うともっと高くしたいくらい、弊社基準では水準以下の利益率の、あまり儲からない)アイテムです。

一方でモダンアートやドラダやボツワナや、今後も出していく2000円台のゲームはというと、ここ重要ですが、利益率でいうとほぼ全く譲っておりません。一部あたりの利益額という点では当然ながら下がりますけれども、利益率を低くして投げ売りしているわけでは無いのです。良いゲームの安価な生産を実現して沢山売ってより多くの利益を上げようとしています。これは言うは易しで、今これができているのは単純に長きに渡る生産や仕様設計上の企業努力の結果です。後勿論、選んでいるタイトルの地肩の強さ。それを「よりお求めやすい価格で発売することができました~」と言い出さずに「いや~うちも生産コスト上がって厳しいですわ~(棒)」と値上げしていけば、もしかしたら短期的には濡れ手で粟みたいなことになるのかもしれませんが、ジャンルにとってちょっと先が無いというか希望が無い手法だなと。「面白いゲームなんだから、適切な形で世に出せば今新たにもっと沢山の人に気付いてもらえてお役に立つかもしれないじゃない」と、名作ゲームの取り扱いを担当させていただいている上での姿勢としてそれが良いのではないかなとイメージしてやっています。閉じこもる勝ち筋より、世の中に広げていけうる勝ち筋を取るのが、取り扱っているゲームのデザインにかなう方向性だと思うからです。

そのボードゲーム出版での成功体験…という程にはなっていなくて実際は完全に道半ばなのですが、今の所の「ダメってことは無いのでは?」という位の手応えに端を発したのが今回のパラノイアRPG2000円出版です。ただご存じの通りボードゲーム以上に確かな勝算を得られているわけでもないのが3回目の改版にあたるパラノイアの実情ですので、ご予約いただいた皆様にはご存じの通り「ウルトラバイオレット」「レッド」という特典付き予約の高額プランを設定させていただきました(そして特典無しの予約を「インフラレッド」と呼んでおります(笑))。「頓挫されても困るし自分はいくらだろうと買うんでとにかく無事にリリースして」という意図でご支援いただいている皆様、誠に有難うございます。特典アイテムの生産完了までに今少し時間を要しているため発送までもう少しかかるのですが、近日ご予約の皆様に紙書籍を発送し、その後一般販売を行っていく予定です。

そして電子書籍に関しては、準備整いましたので先だってリリースしております。今回のポイントは、オンラインセッションツール大手の「ココフォリア」様でもお取り扱いを開始いただいたことです。

https://ccfolia.com

正直に申し上げて、私自身はオンラインでアナログゲームを遊ぶことはほとんど無いですから全く明るくは無いですが、特にコロナ以降の近年のプレイスタイルとしてオンラインプレイが伸長しているのは当然存じているので、どこかで本格的にそういった皆様への働きかけにも着手しなければいけないんだよな…と課題には感じつつ具体的に実行できずにきましたが、先日先方から(パラノイアではなく弊社の取り扱いゲーム全般という意味で)オンライン版リリースについてご質問をいただきまして、今まさにこのパーフェクトエディションのリリースを進めていましたので、「パラノイアRPGから始めさせていただけますか?」とお返事した所、ご快諾いただいたという経緯です。アナログゲームでもとりわけRPGにとって重要なのは「同じゲームを遊ぶ、同卓してくれる良い仲間が見つかる」という点だと考えています。「最近はココフォリアでパラノイア結構遊ばれてるらしい」というような形で広がりが出ていけば、潜在的に「パラノイアRPG興味あって遊んでみたくはあるけど、ルール読んだり人の配信を見たりしているだけで実プレイには至れていない」といった皆様にも入ってきていただいて、盛り上がっていただけるのでは…と期待しています。近場にいなくてもオンラインなら…というのは間違いなくあると思いますし。

と、私吉田からパラノイア・パーフェクトエディションに関しては現状こんな感じです。2000円なんで、とりあえず気軽に読んでみるだけ!でもよろしくお願い致します。ココフォリアと、弊社BOOTHでも電子書籍発売中!紙書籍は近日発売!どちらも税込2200円!よろしくお願い致します。

フードチェーンマグネイト拡張ケチャップ、4つのセットに分割した販売形式にて5月末まで再販分予約を受け付けております。

題名の通り、2024年より着手を検討しつつ実現できずお待たせしておりました「フードチェーンマグネイト拡張ケチャップ」につきまして、SNSでお知らせしております通り再生産を進行しており、弊社通販にて5月末まで予約受付しております。
https://ngoeshop.thebase.in/
こちらではその経緯と予約開始以降の経過、私達の判断についてご説明します。以下概要です。

●今回のケチャップ拡張は原則弊社通販BASEサイトのみでの販売となり、現時点では一般店舗に出荷の予定はありません。
●各内容物の生産・増産の難度差異があり、また以前より個別にカードのみ販売したことから、今回は内容物を以下4種に分割して予約受付します。
 ・カードセット 4400円
 ・木製駒セット 4400円
 ・タイル/ルールセット 4400円
 ・箱/カード立てセット 2200円
●4種全て注文をいただければケチャップ拡張完品になります。
●早期に予約をいただいた約300部分については、箱の生産が完了する6月上旬に発送予定です。
●早期にいただいたご予約数から、生産数は約500部に最終決定致しました。
●生産に数か月かかる木製駒のみ事前に300部生産・入荷しておりました。残り200部分は8月再入荷に向けて生産中です。
●現在お受けしているご予約については木製駒以外を6月上旬より発送し、木製駒のみ8月に別送する形を取らせていただきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ということで、2024年に課題として挙げながらできていなかったFCMケチャップ拡張の再販について、様々な点で苦肉の策とはなってしまいましたがどうにかこうにかこの度実施する運びとなりました。実現が難しい…ということは以前からYouTube配信でお話してきた通りです。要因はシンプルで、「高額商品」「拡張であり少部数生産を要する」「販売可能な数が読めない」「現実的な価格にできる数量の販売が可能かわからない」ということでした。今回分割した4つのセット、合計すると14000円(税込だと15400円)となります。結果的に500部生産で概ね正解、という感触のご予約を受けていますが(これを書いている時点で約350部)、これを一段階価格を抑えようとすれば例えば1000部の生産ということになり、これを念頭に動いていたらまあ大失敗だったことになります。価格は12000円くらいにはできたかもしれませんが、まあそれで倍は売れませんよね…というか実売数としては大差は無かった気すらします。一方で500部より安全確実な部数にしたい…と考えると300部生産といった話になりますが、そうすると価格は18000円とかそんな感じになったはずです。その価格ですと、今度は「その値段じゃあ流石に買わないです」という人が何割か出てきて、その300部も売れ残るということになりかねなかったでしょう。14000円、500部で現在のご予約が約350部。この350部分を発送し、いただいた代金で製造費用を支払い、残りをそれなりの期間(1~2か月?半年?1年?2年?)で販売していく予定です。

木製駒だけ初回生産300部にさせていただいたのは理由は、駒だけは生産数を変えても一部あたりの製造費用が変わらないからです(輸送費用にしても「駒のタチキタ」で日常的に行っている輸送とまとめられます)。箱以外の紙製品は300部印刷した時と500部印刷した時のコスト総額差が小さいので「もう500部とか全然売れなくて紙パーツが余ってしまったら最悪廃棄」という覚悟で500部刷ってしまうしかないというお話でした。木製駒の分割製造はつまり、予約受注失敗時のダメージ軽減のためです。「タイルとかルールは廃棄、駒と箱は300部でストップで撤退」という退路を作っておかないと怖いね現状…と。木製駒生産には3か月といった時間がかかってしまうのがネックなのですが、それでも選ばせていただきました。近年は大箱ボードゲーム製品が驚くほど盛んにリリースされていますが、少なからぬゲームが早々に大幅ディスカウントの運命を辿っているのを横目にしています。私達とは全く別の商業の方法論があって、在庫の半分がディスカウント行きになってもちゃんと利益が出るというスタイルがあるのかもしれませんが、私達の身ですとそれはしっかりダメージの残る失敗になってしまいますから、切実に避けねばならない所です。

フードチェーンマグネイトについてはニューゲームズオーダーが日本語版を担当してきましたのでケチャップ拡張の再販についても、もう一度、何とかやるはやろうと。実際の数は測り兼ねましたがご要望の声もいただいていたからです。ダメージの危険をできる限り抑えつつ、あとはともあれ実現するということに重きを置いた結果、分割販売という一見よくわからない形式を取らざるを得ませんでしたが、皆様のご協力をいただきまして何とかご予約商品をお届けできる見込みで進行しております。残りの(現状で)約150部がどういう経過をたどって販売されるのかについては未定ですが、基本的には8月以降に弊社通販(あるいはボドゲガレージ等の販売イベント)で販売していく形を想定しています。まずは6月上旬の早期にご予約をいただいた皆様分の発送に向かっていきますのでよろしくお願い致します。今回の5月いっぱい受付のご予約、いただかなくても後々まで買える状況が続く…、かもしれません!し、あっという間に残数が売り切れ、また手に入らなくなるかもしれません。確実に買うつもりという方は5月中のご予約をお願い致します。

2024年のNGO振り返っていきましょう。その2。

さて!2024年の振り返りを書きかけていたところでモダンアート発売のお知らせをするタイミングになってしまい、こちらを中断してしまったわけですが、本日12/27で私吉田、2024年の仕事納めでございまして、一応締めておかないと流石に座りが悪いので、書いてまいりましょう(笑)。モダンアートとラーを来年何とかしたいぞ~という話を書き進めていたところで先に着手したモダンアートの生産スケジュールがまとまってきて、じゃあラーは?というと、一旦モダンアートの後でね…というくらいの状況に留まっているのですが。ラーの再版はモダンアートよりさらに難しい。まずはモダンアートからトライしてみて、その結果も踏まえてラーをどうするかの判断にも反映していきたいなと思っております。願わくばモダンアートを上手く売り出して、ラー再版の力にも転化できれば良いなとイメージ(だけ)はしておりますが。ともあれラーも再契約は完了しましたので、2025年の宿題です。

https://newgamesorder.booth.pm/items/6401277

宿題と言いますと…西山が予約受付を開始した大型書籍「ダイスメン」がNGO的には最大の宿題ですね。売価9900円、原則初版限りという私たちとしては前例の無い挑戦的出版となっております。ウォーハンマーや、ゲームブックや…といった、2024年、5年においてなお、というか一層の存在感をもって影響を投げかけ続けている「ファンタジーアドベンチャー」「ファンタジーゲーム」分野とでも言いましょうか、そのルーツはどこから?というそもそもを遡って知ることができる、超重要な書籍、の日本語版ということで、これは我々の中でも特にその分野の事々にライフワーク的に取り組んでいる西山が(仕事としては製造印刷担当ではありますが魂的にはこちら担当です)「これだけは何としても出すわ自腹切って出すわ」と気合を入れて取り組んできたプロジェクトなので、私としては横からサポートの立場ではありますが、もう何としても商業的にも上手く着地したい。というか物の重要度的にはこれですら成功しないともうだいぶ希望無いですけど、という位の折り紙付きの物なので(出版できたら原価回収できるかなどころか本来儲かって当然レベル)、9900円ではありますけどもう激烈にお勧めです。あと販売サイトのBOOTHにあるおひねりシステム「ブースト」で1000円以上のおひねりを加算してお支払いいただくと、周到な西山がやりすぎくらいの素敵な返礼品を贈ってくれるという話を聞いてます(こちらは年内くらいが期限だったと思うのでお早めにチェックしてみてください)。

宿題という事で言うと、他にも色々…結局どうにも着手できなかったフードチェーンマグネイト拡張、ケチャップの再生産プロジェクトもそうですね。これは、…何とかしたいとは思っている!2025年入ったら、ダイスメン完了後、動きはする予定です。ただモダンアートの回で結構詳しく現状を解説したあたりから想像していただけるかと思いますが、だいぶ勝算が薄いですという事はご理解いただきたい所です。「いくらでも買いますよ」という人が数百人いらっしゃれば、それで出せるのですけどね。「それなりの値段だったら買うけど」というこの「それなり」を満たせる状況がおそらくは無いのです、という前提は共有しなければならないのかもしれません。そこで「それなり以上」をお支払いいただけるのか。「それなり」の価格にとどめて、省略した(例えば箱等をなくした)ケチャップでも良い、ということに皆様からご同意をいただけるのか?議題はこんなところでしょう。

もう一つ宿題の話。コンコルディアの拡張「ローマ/シシリアマップ」。こちらは、日本語版ルールブックを同梱したものの生産が完了したとの報をPD社より受けています。船便で持ってくるので、順調にいけば3~4月頃には発売できる見込みです。ただ販売価格は…ユーロ高を反映する形とはなってしまうでしょう。

と、2025年立ち上がったら?という所についてはこういう感じですかね。他にもまだ未発表タイトルも、検討していることはしています!あせらず一個ずつですが。引き続きボードゲームやアナログゲームのジャンルの中で意味のある仕事、皆様のゲームプレイ、ゲームライフにプラスが生じる仕事をしていけるようにできる限りのことをやってまいりたいと思います。それでは皆様、良いお年をお迎えください!